2018年12月12日水曜日

卓紹介3 NCあまお File 01 : 社会的資源と階層秩序

□ シナリオ名

File 01 : 社会的資源と階層秩序



□ トレーラー

かつて栄えただろう廃墟を目の端に、私たちは歩いている。

『わたしに価値はあるの』と、手を引いて問うと。

 


博士は笑いながら、手を高く挙げて訴えた。

「もしも、我々が得た自由を、自身の手で将来縛りあげたのなら、それは冒涜である。

なぜなら、多大な労働と不安と犠牲と苦難を伴わなければ、それを獲得できなかったからだ。

ヒトは、自分の全人生に内容や意味、目的を与えてくれたものを裏切ることはできない。

無から人生を創り出すには、生涯をかけて遵守すべき命令があるはずなのだ。

我々にその命令を下すのは、この世の上官ではない。

我々の民族を創造した神が、命令を下すのである。

だから今夜、我々は誓いを立てよう」

 


永い後日談のネクロニカ:ホン・ユーリン博士の実験ファイル

「File 01 : 社会的資源と階層秩序」

 


価値は移ろえど、心の臓腑の営みは不変。

"──其に響き渡るは、自我が軋む音か、真の歓喜か"

 


参考:映画「意志の勝利」 アドルフ・ヒトラーの演説より

 


□ シナリオ紹介
拙作、『ホン・ユーリン博士の実験ファイル』シリーズから、
ネクロニカ社会での戦場を舞台としたシナリオを皆さんに提案いたします。


シアターと呼ばれる街で働いていた貴方達は、兵士として再調整を受けて、戦火の中で目覚めました。
"敵を殲滅せよ"、ただそれだけの指令を以って、貴方達は荒野を行軍し続けるのです。


シナリオ予定としては、同一ドールにて3シナリオ行っていただきます。
戦闘に主軸を置いた構成ですが、サンプルで大丈夫なように調整させていただきました。
満足感の有るハードな構成になっております。


□ドール作成
サンプルキャラシの使用を想定しています。
ポジションやパーツといった戦闘データはサンプルを選択。
記憶のカケラおよびタカラモノ等のパーソナルデータを当日に作成していただく形にします。


また、本実験に参加するドールは全て、"プルバック式ゼンマイ"を追加で持つものとします。


● 粘菌循環機能強化心臓:ゼンマイ
    効果:行動値+10、プルバックが破損した場合、狂気点を3点増やす
    説明:心拍上昇に伴い、内燃機関によって液体状粘菌を循環させ、サヴァントの高速機動を可能とする
   
● 精神汚染浄化機構:プルバック
    効果:狂気点増加時に「笑うRP」をする、ターン経過時に狂気点を+1する
    説明:精神汚染による心拍数過剰上昇を防止するための機構。簡易通信も可能とする





□ 対応人数
3-4名


□ NC名
あまお


□ NCの紹介
──諸君、戦闘は好きかね?


今回は、ネクロニカということで、私の性癖をぶち込んだニッチなシナリオをもって参戦させていただきました。
戦火!銃声!火薬のにおい!阿鼻叫喚!
戦略とRPを存分に悩んでいただきたくて、出来たのが本作です。


・ネクロニカ初めての初心者さん
・戦闘が苦手な既プレイ者さん
等々の方々も、サマリーや各資料を用意いたしましたので、当日、みんなで一緒に進めていければと思います。


そんな貴方とドールの実験をお手伝いするのは、NC:あまおです。
皆さんの愛おしいドールの生還を、心から祈っています。


□ その他注意など
シナリオの都合上、ドールが選んだ分岐によってロストが想定されます。
その点、ご留意の上での参加をお願いします。